岩瀬健監督を解任したJ2大宮アルディージャの佐野秀彦社長が27日、オンラインでの会見に臨んだ。

後任候補として名前の挙がっている元ロンドン五輪日本代表監督の関塚隆氏について「いろいろと選択肢を考えていく中で『土俵に立っていただくことができるのか』のようなアプローチは始めている。そういう意味では候補の1人。多くの人がいる中でそういうステータスにあると思います」と認めた。

後任監督が決定するまでは、なでしこジャパンを世界一に導いた佐々木則夫トータルアドバイザーが暫定的に指揮を執る。現在、女子の大宮アルディージャVENTUSの総監督も務めているが「暫定監督」の間は、男子指導の比重を高めていくという。

佐野社長は「可能性のある限りJ1昇格をあきらめずにチャレンジしたい。一方で目の前の試合に勝利して、1つずつ順位を上げていきたい。今週末のジェフユナイテッド千葉戦が本当に大きな意味を持ってくる。佐々木監督が火曜日から指揮を執ってますけど、本当に良い雰囲気で練習ができている。クラブ一丸となってこの1戦に勝ちきっていきたい」と29日千葉戦での必勝を誓った。