ガンバ大阪は最終戦で今大会初黒星を喫し、6年ぶりの1次リーグ突破を果たせなかった。

最終戦に勝てば、H組2位で決勝トーナメント(T)進出が決まったG大阪は、既に1位突破を決めていた韓国Kリーグ4連覇中の全北と対戦し、1-2で競り負けた。

これで出場した16、17年に続いて3大会連続で1次リーグ敗退。今大会では名古屋グランパス、川崎フロンターレ、セレッソ大阪の他の日本勢はすべて突破を決めていた。

G大阪は前半6分、全北のブラジル人FWグスタボにPKを決められて先制を許した。DFキム・ヨングォンが自陣で相手を倒してPKを与えた。同31分にはMF福田が左臀部(でんぶ)付近を痛めて途中交代を余儀なくされた。

1点を追う後半8分、G大阪はブラジル人FWパトリックが右足で豪快な同点ゴールを決めた。その後も勝ち越しを狙って攻勢を強めたが、逆に同43分にカウンターから全北FWバロウに左足で決勝点を奪われた。通算2勝3分け1敗で終わった。

16チームによる決勝Tへは東地区F~J組の各組1位が無条件で進出し、各組2位の計5チームのうち、成績上位3チームが突破できる大会方式。H組2位のG大阪はこの日の最終戦で勝てば、全体の2位チームの中で3番目以内に入って突破、引き分け以下で敗退という状況だった。

G大阪は近く帰国し、現在J2降格圏の19位にいるJ1リーグ戦で再スタートを切る。