J2ジュビロ磐田の鈴木政一監督(66)が、期限付き移籍でJ1清水から加入したMF金子翔太(26)に期待した。

17日のホーム山形戦に備え、15日は磐田市内で調整した。指揮官にとって、金子はかつての教え子。世代別日本代表を指揮していた当時のメンバーの1人だ。鈴木監督は「久しぶりにプレーを見た。今日も元気にやってくれた」と再会を喜んだ。次戦でのメンバー入りについては慎重な姿勢を示したが、即戦力として期待している。「攻守でスピーディーな判断ができる。楽しみにしている」と強調した。

山形戦後には、約3週間の中断期間となる。チームは最近12戦負けなし(9勝3分け)で、首位に立っている。対する山形は5連勝中と勢いに乗っているが、指揮官は「いい内容で試合をして、しっかりと目標を達成したい」と勝利を誓った。【神谷亮磨】