ジュビロ磐田は2-2でヴァンフォーレ甲府と引き分け、リーグ再開戦を勝利で飾れなかった。

前半37分、FWルキアン(29)の右クロスをMF松本昌也(26)が押し込み、先制した。後半3分に自陣左サイドを崩され、同点ゴールを献上するも、同8分にFW大津祐樹(31)の鮮やかな1発で勝ち越した。左CKからのクリアボールを右足ダイレクトボレーで決めて、2-1。だが、同ロスタイムにCKから失点。終了間際に追いつかれ、手痛いドローとなった。

▽磐田の鈴木政一監督(66) 攻撃のところではテンポよくできたと思う。試合内容は満足しているけれど、守備は2失点している。もっと最後まで集中してやらなければいけない。

▽先制点を挙げたMF松本 前半は徐々に自分たちのペースに持っていけて、うまく先制点を取れた。先制の場面はルキアンがうまくボールを上げてくれた。信じて走り込んだので合わせるだけだった。後半は3点目、4点目を取れるチャンスはあったので、守備面も含めて課題を修正していきたい。

▽同点ゴールを挙げたFW大津 ゴールの場面はボレーに自信を持ってトレーニングしていた。しっかり合わせてシュートを打つイメージだった。今日はあと少しのところで引き分けた。取りこぼしはもったいない。優勝するチームはこういう試合を引き分けてはいけない。次に向けて切り替えてしっかり準備をしていきたい。