J2ジュビロ磐田MF山田大記(32)が4戦ぶりの勝利へ気持ちを切り替えた。

14日のホーム東京ヴェルディ戦(ヤマハ、午後7時)に備え、11日は磐田市内で調整した。前節ヴァンフォーレ甲府戦は2度のリードを守り切れず、2-2のドロー。手痛い引き分けとなった一戦を振り返り「もちろん悔しいけれど、次が大事」と顔を上げた。

前節は後半ロスタイムに痛恨の失点。チームは4試合連続で2失点と課題を残した。ただ、守備だけの問題ではない。山田は「リードしている時間帯でのゲームコントロールも大事」と、状況に応じた試合運びの重要性を説いた。勝ち点3を積み上げていくためには、したたかに勝利だけを目指す戦い方もチームに求められている。

東京Vは前回対戦で勝利している相手。仕切り直しの一戦に向け、山田は「目の前の試合を大事にしたい」と力を込めた。【神谷亮磨】