浦和レッズから移籍した横浜F・マリノスFW杉本健勇(28)が加入3戦目で初先発し、移籍後初ゴールを決めて名古屋グランパスを下した。

前半13分、FKのこぼれ球を拾ったDFティーラトンの左後方からのクロスに、杉本がヘディングで合わせて横浜が先制した。同33分にはFWマルコス・ジュニオールがPKを決めて、横浜が追加点を奪った。

杉本は後半36分までセンターFWでプレーした。横浜のFWらしく前線から懸命にプレスに走り、相手のパスをカットして攻撃につなげる場面もあった。移籍後初のホームゲームでポテンシャルの高さを見せつけ、交代時には大きな拍手を浴びた。

試合後は「久々の先発だったので、チームを助けたいと思っていた。決められて良かった。これからどんどん取っていきたいし、得点を重ねるごとに信頼も得られると思うので、まだまだ続けていきたい」と話した。

横浜は後半ロスタイムにDFティーラトンが2枚目のイエローカードを提示されて退場となったが、残り時間を無失点で切り抜けた。