日本フットボールリーグ(JFL)のヴィアティン三重は22日、同日に行われた第19節いわきFC戦のライブ配信で、所属選手による不適切発言があったとして公式サイトで謝罪した。多くのファンが見ている動画配信で放送事故が起きていた。試合開始前、まだマイクが入っていないと勘違いした現役選手が、赤裸々に私見を語り、その内容が筒抜けとなっていた。

視聴したファンのツイッターによると、「いわきは全員プロ選手で○十万円ぐらいもらってそう」「いわきのボランチがうざかったから主審の見ていないところでラフプレーで転がした」「今日いわきに勝てば今の緩々練習でいいことが証明される」など。

「そろそろマイク入れまーす」と言ったところで「既に入ってる」「うそ……」。ようやく放送事故に気付き、動揺を隠せなかったようだ。

V三重は「第19節ヴィアティン三重対いわきFCのライブ配信において、撮影をしていた弊クラブ選手が対戦相手のいわきFC様、ならびに平素より弊クラブをご支援いただいている皆様に対しての不適切な発言がございました。弊クラブといたしましては本事実を重く受け止め、当該選手に事実確認を行ったうえでクラブとして厳格な対応をしてまいる所存でございます。今後、本件につきましては適宜ご報告をさせていただきます。いわきFCの皆様、ならびにご支援をいただいている皆様を不快なお気持ちにさせてしまったことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と詫びた。

22日の試合でV三重は1-2でいわきFCに敗れている。現在の順位は8位。