京都サンガが栃木SCに勝利し、J2リーグ戦首位をキープした。

「京都サンガカラー」の紫の髪色でホームの一戦に臨んだDF荻原拓也(21)が先制ゴールを決めた。前半28分にFWピーターウタカ(37)が左ペナルティーエリアでパスを送ると荻原がダイレクトシュート。右ポストに当たり、そのまま吸い込まれ、4703人の観客の前でガッツポーズ。サポーターも目いっぱいの拍手を送った。

「京都のスタイルを全面に出して、見ている人たちを魅了したかった」と有言実行を果たした。最後に紫色に染めた髪について聞かれると「サンガカラーです」と笑顔でコメント。

曹貴裁監督(52)は「非常に成長を感じている。本当に良かった」とねぎらった。京都は3連勝で首位をキープ。次戦はホームで0-2で敗れた長崎とアウェーで対戦。勢いそのままで4連勝を狙う。