日本サッカー界のホープがプロの扉を開く。青森山田高校は12日、サッカー部主将のMF松木玖生(くりゅう、3年)が来季からJ1のFC東京への加入が内定したと発表した。松木はボランチを主戦場にしながらも得点感覚に優れ、高精度の左足キックと物おじしない強靱(きょうじん)なメンタルが武器。1年時から先発に定着して「怪物」「スーパールーキー」などと注目を集めた。2年時からは日本代表MF柴崎岳(29=レガネス)らも背負った名門の背番号「10」をまとい、エースとして常勝軍団・青森山田を支えている。

 

◆松木玖生(まつき・くりゅう)2003年(平15)4月30日生まれ、北海道室蘭市出身。幼稚園年長時にサッカーを始め、室蘭大沢FC U-12、青森山田中、青森山田を経て来季J1東京入り。利き足は左。家族は両親と兄。血液型A。好きな選手はマンチェスター・シティーMFフィル・フォーデン。180センチ、75キロ。