北海道大会に7年連続14度目出場の網走南ケ丘が6年ぶりに初戦を突破した。白樺学園に3-1で逆転勝ち。1-1で折り返し、後半ロスタイム2分、3分に途中出場の1年生FW関琉生が立て続けに得点を奪って勝利を決めた。「自分のゴールでチームを勝利に導くことが初めて。とてもうれしい」と喜んだ。

夏の総体道予選はベンチ外だったため、全道デビューのルーキーが、相手GKをかわして右足でゴールへ押し込み勝ち越しに成功。直後、クロスに合わせて追加点を挙げ突き放した。今季就任した田宮尚明監督(35)のもと、チームのテーマは「応援されるチーム」。あいさつや整理整頓などを徹底する。入学して半年が過ぎ、関も「結果を残せるようになっている」と、意識を変えて過ごすことでプレー面への好影響を感じている。

札幌光星との2回戦へ「活躍してベスト4に行きたい」と、あと2勝を目標に掲げていた。