セレッソ大阪は19日、J1リーグ戦で歴代最多得点記録(191点)を持つ元日本代表のFW大久保嘉人(39)が、今季限りで現役引退することを発表した。
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【大久保嘉人の年度別推移】
◆00年末 J1の15クラブ争奪戦の末にC大阪入りを決断
◆03年 ジーコ監督率いる日本代表初選出、J1では日本人最多となる16得点の活躍
◆04年 アテネ五輪出場。日本は1次リーグ敗退も3戦2発で欧州スカウトの注目を浴び、同年末にスペイン1部マジョルカに期限付き移籍。残留請負人と呼ばれる。
◆06年 C大阪に復帰
◆07年 神戸に完全移籍
◆09年 ドイツ1部で優勝争いを繰り広げていたマガト監督率いるウォルフスブルクからオファーを受け移籍を決断。控えに甘んじるもMF長谷部とともに優勝を経験
◆09年夏 W杯メンバー入りを目指すため出場機会を求めて神戸に復帰。
◆10年 W杯南アフリカ大会で全4試合に先発し、16強入りに貢献。帰国後にオーバートレーニング症候群を発症
◆13年 川崎Fに完全移籍。史上初の3年連続得点王(13~15年)を達成し完全復活
◆17~19年 東京に移籍し、1年で川崎Fに復帰。18年途中に当時J1の磐田へ
◆20年 J2の東京Vに移籍。プロ入り後初めてシーズン無得点に終わり、現役続行か引退かの決断に迫られる
◆21年 古巣のC大阪が最後の働き場としてオファー。社長が森島氏、代理人が西沢氏。移籍の背景には、C大阪のレジェンド2人の存在があった
◆大久保嘉人(おおくぼ・よしと)1982年(昭57)6月9日、福岡県生まれ。国見から01年C大阪入り。07年以降は神戸、川崎Fなどに所属。2度の海外移籍も経験。川崎Fで13年から3年連続得点王。J1通算474試合191得点。日本代表として04年アテネ五輪、10、14年W杯に出場。国際Aマッチ通算60試合6得点。170センチ、73キロ。