ガンバ大阪は前半だけで3失点し、今季初の4連勝を逃した。前半途中までは連動性のある攻撃で期待を抱かせたが、逆に守備のリスクマネジメントが欠如し、両サイドから進入を許してゴールを奪われた。21日が47歳の誕生日となる松波正信監督の主な一問一答は次の通り。

-試合の総括を

松波監督 この2週間(試合への)入りが一番大事だということは伝えていて、入り方はそこまで悪くはなかったと思う。攻め切れない状況で攻撃のところを、相手の狙い通りにさせてしまった。前半で3失点して非常に厳しい戦いになったが、最後まで選手たちは点を取りにいき、勝ち点3にこだわってプレーしてくれた。前半の戦いが少しもったいなかった。

-攻撃ではフィニッシュでうまくいかなかった

松波監督 相手の守備ラインの背後に1タッチで抜け出すというところは今週もやってきた。そこはしっかりと選手も狙いを持っていってくれた。ただ、最後のシュートというところは、相手の守備の堅さもあり、ミドルシュートも打ちながら、もう少しフィニッシュの形があればと思う。攻撃は連動している部分もあり、もっと質を上げていかないといけない。

-後半3バックに変更

松波監督 (3バックの左に入った)ハル(藤春)が(ボールを)持ち上げられる特長もあったし、交代のキャスティングの中で3バックにした。(井手口を途中でベンチに下げて)1人ボランチ削って、さらに人数かけて、もう1パワーを入れたが、少し停滞してしまった。