勝てば残留が決定していた湘南ベルマーレだったが、ホーム最終戦で残留を争う徳島ヴォルティスに敗戦した。

チームはブラジル人MFオリベイラさん（23）が23日に急性うっ血性心不全のため死去。この日、選手は喪章をつけてプレーした。試合後に行われたセレモニーは、選手たちはオリベイラさんの名前が記されたTシャツを着て参加した。

あいさつをしたDF岡本拓也は「オリ（オリベイラ）とても陽気な性格で、いつもチームにポジティブな雰囲気をもたらしてくれた。とても悲しい。僕たちはオリの分まで戦っていかないといけない。あと1試合、自分たちで残留を決めるチャンスがある。オリにいい報告をできるよう頑張る」などと話し、追悼の意を表した。

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◆J1残留争いの行方　J2に降格する残り1チームは12月4日の最終節に決まる。勝ち点39で15位の清水エスパルスはホームのセレッソ大阪戦に引き分け以上なら自力で残留決定。16位湘南ベルマーレと17位徳島ヴォルティスは勝ち点36で並ぶが、得失点差が湘南マイナス5、徳島マイナス19と大差で、徳島が逆転で残留を果たすには湘南より多くの勝ち点を積む必要がある。最終節は湘南がアウェーでガンバ大阪、徳島ヴォルティスがホームでサンフレッチェ広島と対戦。ともに勝って清水が敗れた場合は得失点差で清水が降格、湘南と徳島が残留となる。