J1王者川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアンが、最優秀選手賞(MVP)を初受賞した。あわせて、来日3年目にして初のベストイレブンにも選出された。

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23ゴールを決めた今季のJ1得点王。優勝決定後の終盤戦は4試合6得点と絶好調で、横浜FW前田と最終節まで得点王を争った。

19年は23試合9得点、20年は34試合13得点、そして今季は35試合23得点。Jリーグにもなじんで年々数字を伸ばし、ブラジル代表として12年ロンドンオリンピック(五輪)得点王に輝いた能力をいかんなく発揮した。前線からの守備にも惜しみなく体力を注ぎ、強度の高い川崎Fのサッカーを最前列で引っ張った。来季の契約延長も既にクラブから発表されており、今季以上の成績に期待がかかる。

川崎FからMVPが選出されるのは4度目。磐田、横浜と並んで、MVP最多輩出クラブとなった。過去の受賞者は16年MF中村憲剛、17年FW小林悠、18年MF家長昭博。

得点王がMVPを受賞するのは3年連続(19年横浜FW仲川輝人、20年柏FWオルンガ)で、9人目。