ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタが、2年ぶり2度目のベストイレブンに輝いた。受賞会見に臨んだイニエスタは、来季にかける強い思いを語った。

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会見での一問一答は以下の通り。

 

-2年前の受賞時と、思いの違いは

イニエスタ 今季は特別なシーズンだった。シーズン当初は歩くこともままならなかったけど、チームは過去最高の成績を残すことができた。個人的にも、今までにないコンディションで終えることができた。来季さらに高みを目指すモチベーションが高く持てている。

-来季は日本でどんなプレーを見せたいか

イニエスタ 日本に来たときからあたたかく歓迎していただき、自分も家族もチームの一員のように迎えていただいたことが印象に残っている。居場所を見つけられた感覚。新しいところで生活を始めるのは簡単じゃないけど、自分も家族もこの国で生活、プレーできていることに喜びを感じている。今後も続いていければ、というのが自分の願い。

-日本プレーするモチベーションは

イニエスタ 重要なのはサッカーへのワクワク感。毎日の練習、日々サッカーに向き合う中で、モチベを保つことができている。より成長して、チームを高みに連れていくための意欲がまだある。日本に来て、家族もすばらしい経験をたくさんしている。日本を離れるときに宝物になる思い出は、たくさん残っている。その意味では満足しているけど、これからも続くし、この経験をみんなで楽しむことと、さらに多くのものを勝ち取りたいと思っている。

-コロナ禍での経験は

イニエスタ 本当に難しかった。難しい状況を世界の皆さんが経験しているときは、サッカーやスポーツは脇に置いて、より大事なことが目の前にある。その中でも、一刻も早く通常の生活ができるように戻って、ファンを一緒にスポーツを楽しめる環境がもどってきたら。そのためにみんなで努力できたらと思う。

-チームの補強について

イニエスタ この夏の補強はすばらしかった。クラブはすばらしい働きをした。来季に向けて、リーグ戦、ACLのタイトルを勝ち取るためには、さらに成長する必要があると思っている。タイトルのための意欲に変わりはない。タイトルをたくさん取ってきたクラブじゃないので、おごりのないようにやるべきだけど、ワクワク感と目標をもってやっていきたい。