アジア・サッカー連盟(AFC)は10日、名古屋グランパスのポーランド代表FWヤクブ・シュビルツォク(28)から禁止薬物が検出されたとして暫定的な出場停止処分を科したと発表した。10月17日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝、浦項(韓国)戦後に行われた検査のAサンプルから禁止薬物が検出されたため。物質の具体名は不明。

名古屋は同日、「クラブとしては所定の手続きに従って同時に採取された別の検体(B検体)での再分析を要請しています。再分析等による結果が確定するまでの間、シュビルツォク選手は暫定な処置としてすべてのサッカー関連活動に参加することができません」と対応を発表した。

シュビルツォクは今季途中の7月に名古屋加入。ACLでは9月の決勝トーナメント1回戦、大邱(韓国)戦でハットトリックを達成。J1でも14試合7点と活躍していた。