セレッソ大阪は18日、DF瀬古歩夢(21)がスイス1部グラスホッパーへの完全移籍について、クラブ間で基本合意したと発表した。現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定。

昨夏の東京五輪代表だった瀬古は、183センチのセンターバックで前線への縦パスの供給が得意。今回の日本代表候補に初招集されたものの、体調不良で不参加だった。今オフにC大阪とは2年契約を更新したため、C大阪には移籍金が支払われる。

瀬古はクラブを通じて「チームが始動し、僕自身は今年もセレッソでプレーするという気持ちでしたが、海外からオファーをいただき、とても悩んだのですが海外移籍は小さい時からの夢だったので決断しました。クラブからは引き留めてもらいましたが、最終的には僕の挑戦したい、という夢を尊重してくれました」などとコメントした。