22年のJリーグが、いよいよ幕を開ける。

今年は18日、川崎フロンターレ-FC東京(等々力、19時)の「多摩川クラシコ」で開幕。残りの8カードは19日に行われる。

W杯イヤーの今年、頂点に輝くのはどのチームか。3連覇を目指す川崎は筆頭候補だ。その川崎に、12日の富士フイルム・スーパーカップで勝ったのは、浦和レッズ。快勝した勢いのままに、06年以来のリーグ制覇はなるか。

その浦和と開幕戦で当たるのは、12年ぶりに昇格を果たした京都サンガFC。曹貴裁監督(53)は「負けて元々ではなく、力のある浦和に1歩も引かずに戦いたい」と話しており、手ごわい相手となりそうだ。

指揮官が代わったチームも要注目。ガンバ大阪はOBの片野坂知宏監督(50)、名古屋は長谷川健太監督(56)、FC東京はアルベル・プッチ・オルトネダ監督(53)が就任。鹿島アントラーズはクラブ初の欧州出身指揮官となるスイス人のレネ・バイラー監督(48)が就任したが、入国制限で来日できておらず、岩政大樹コーチ(40)が暫定監督を務めている。

またサガン鳥栖は、MF仙頭啓矢(27)、MF小屋松知哉(26)ら多くの主力が流出。昨季の7位以上の順位は望めるか。