横浜F・マリノスとセレッソ大阪は2-2で引き分けた。

変わらない攻撃サッカーで押し込む展開を作った横浜だったが、40分に右CKから先制点を献上し前半をビハインドで終えた。

後半24分にFW仲川輝人が今季チーム初ゴールとなる同点弾。今季加入で途中出場したFWアンデルソン・ロペスが個の力でペナルティーエリア内に持ち込み、DFに囲まれながらもゴール前へ供給。走り込んだ仲川がフリーで合わせた。

さらに33分、今度はアンデルソン・ロペスがゴール。ペナルティーエリア手前で味方がこぼれ球をキープしたところに走り込み、左足を振り抜いた。シュートはDFに当たって軌道が変わり、そのままゴールに吸い込まれた。

押せ押せムードの中で勝ち越したが、後半45分に再びCKから失点。勝ち点3を逃すことになった。

ホームで白星スタートとはならなかったが、今季も迫力満点の攻撃力をさっそく披露。マスカット監督は「試合を支配して、いいサッカーをすることができた。自分たちからセットプレーにさせてしまい、2点を入れられて残念。満足はない。もっとよくなっていくと思う。強いマリノスをもう1度見せられると思っている」と、失点を悔やみながらも手応えを口にした。