横浜F・マリノスは、大量得点で川崎フロンターレを下した。

昨季のJ1王者川崎Fと2位横浜との注目の一戦。前半32分に川崎FがMF家長のループシュートで先制したが、横浜が後半に4点を奪った。

まずは12分、左サイドのMFマルコス・ジュニオールのクロスに、逆サイドのFWエウベルが頭で合わせて同点とした。直後の13分には、エウベルの右クロスをFW仲川が難しい体勢から右足で合わせて、2分間で逆転に成功した。

同19分には、エウベルのミドルシュートで3点目を奪った。その後川崎Fに1点を許したが、33分には仲川がペナルティーエリア手前から右足で美しいミドルシュートを決めて突き放した。

技ありのゴールで勝利を飾った仲川は、「練習でも入ったことがないくらいのシュート。10回に1回出るくらいのシュートだった」と喜んだ。

C大阪との開幕戦に続く2戦連続ゴール。「開幕戦はドローだったので、今日は絶対に勝ちが欲しかったし、ダービーだし、こういう場面で点を決められて本当によかった」と話した。