王者・川崎Fが、約4年ぶりの逆転負けを食らった。後半だけで4失点。昨季は開幕から25戦無敗だったが、2-4で、開幕2連勝は果たせなかった。

逆転負けは、18年4月11日のC大阪戦以来の出来事だった。先制試合の不敗は88試合でストップ。4失点は、19年11月30日の横浜戦以来、約3年ぶり。またしても同じ相手に、4発を浴びた。鬼木監督は「失点の量で、どうこうはない。失点の質。連続失点しまったところ」。後半12分に同点とされ、1分後に勝ち越しを許した場面を嘆いた。

前半32分に、先制点をマークしたMF家長は「4失点のショックは別になくて。4点、5点を取れなかった方がショック。今のチームの現状を表している」と厳しい言葉で締めた。ボール支配率は45%と相手を下回り、シュート数も横浜の13本に対し、10本と崩しきれなかった。鬼木監督は「発展途上。現在地として、こういうところ」。仕切り直す。