ヴィッセル神戸DF槙野智章(34)が、古巣相手に劇的な同点ゴールを決めた。

浦和の1点リードのまま迎えた後半42分、途中出場したFWイニエスタの左クロスに、ヘディングで合わせてゴール右へ押し込んだ。昨季までの本拠地でのゴールに喜びは爆発。サポーターは敵となった「お祭り男」のシュートに静まり返っていた。

試合後のインタビューでは、この一戦を心待ちにし、久しぶりの浦和の街並みを「やっぱりすごい好きな街だな」と思い返していたことを明かした。

神戸DF槙野の一問一答は以下の通り

 

-劇的な同点ゴール

「たくさんチャンスありましたし、自分もチャンスがあれば中に入っていこうと思ってましたけど、アンドレス選手から非常にいいボールが来たので、後は決めるだけだったと思います」

 

-昨年12月にあいさつをした埼玉スタジアムでの凱旋(がいせん)試合で、神戸初ゴール

「そうですね、勝ち点3を取りに行くと意気込んでこのスタジアムにやって来ましたし、慣れ親しんだこのスタジアム、よく知ってる仲間と、よく知ってるサポーターの前で元気な姿を見せることはできましたので。勝ち点1しか取れなかったことは非常に残念に思ってますけども、次中2日でまたホームでありますので、次に向けてしっかり準備したいと思います」

 

-どんな気持ちだったか

「街並み見ても、やっぱりすごい好きな街だなと思いましたし、バスで入る時もずっと外見て入って来ましたし、今か今かとスケジュールを逆算しながら、この日を待ち遠しく待ってましたんで、とにかく楽しみな一戦だったんで、ゴールもそうですしピッチに立ってる姿というのを見せられたことは良かったと思います」

 

-最後は浦和ロドリゲス監督と会話していた

「リカルドとはずっとふざけて、FW、FW、ストライカーと言われてきてますんで(笑い)。今日もいやな入り方したと、やっぱりお前はストライカーだと言われましたけど。今後浦和レッズの幸運も祈ってますし、僕らもレッズに負けないぐらいの力強さを見せて、タイトル、優勝に向けて頑張りたいなと思っています」

 

-次はホーム開幕戦で福岡を迎える

「まだ勝利がないので、しっかりと勝ち点3取れるように頑張ります