アビスパ福岡の新加入FWルキアン(30)の不発で、今季初勝利を逃した。

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昨季J2得点王(22点)で、昨季から課題となっている得点力不足解消の起爆剤として期待されている。

だが、この日は不運にも見舞われた。前半32分のPKは、慎重になりすぎて、相手GKにコースを完璧に読まれて失敗。同40分には右足でネットを揺らして、移籍後初得点かと思われたが、直前のプレーでDF宮大樹(25)がハンド。VAR判定の末に幻となった。

ただ、長谷部茂利監督(50)は、ルキアンのプレーについて「いい働きを担っている。チーム力を上げるというか、推進力を含め貢献してくれた」。初ゴールはお預けも、フィジカルの強さやスピードを生かしたハードワークを評価した。

だが、チームは波に乗りきれない。リーグ戦はここまで2戦連続スコアレスを含む3戦連続ドロー。わずか1得点にとどまっている攻撃力の向上は急務だ。長谷部監督は「理想とする複数得点、無失点につなげていくために、1つ通らないといけない道」と、現状を分析した。

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