FC東京はホームで浦和レッズとスコアレスドローだった。

DF長友佑都(35)がこの日は左SBで先発入り。浦和の右SBに入ったDF酒井宏樹(31)との日本代表同士によるマッチアップが何度も展開された。深いエリアまで走り込む酒井に長友が対応するという構図が繰り返される中、長友は酒井の武器であるクロスを上げさせない守備を続け、決定的な仕事はさせなかった。

球際では激しくやり合い、どちらかが倒れるような強度になることも。それでもプレーが切れると互いに手を差し伸べるなど、クリーンなバトルが最後まで続いた。アルベル監督は長友について「すばらしい活躍をした。とても集中した守備をしてくれた」と評価した。