浦和レッズが大邱とスコアレスドローに終わり、リベンジはならなかった。

浦和リカルド・ロドリゲス監督(48)は「今日の試合は、我々が全体的にコントロールすることができました。少しの運が必要だったのではないでしょうか」と話し、奮戦した選手たちをねぎらった。

21日の対戦では0-1で惜しくも敗れ、今大会初黒星。大邱とはともに2勝1分け1敗の勝ち点7で並んでいるが、同じ勝ち点の場合は直接対決で1勝1分けとした大邱が上回るため、自力での首位通過が消滅。何が何でも勝利したい試合だった。

浦和は16本ものシュートを放ちながら無得点。相手をシュート数4に抑えながら、最後に決めきることが出来なかった。「1-0、2-0、3-0で勝ってもおかしくないような試合でしたが、フィニッシュの場面でゴールだけが足りませんでした」。

前節はボール保持率で圧倒しながらワンチャンスをものにされて惜敗。指揮官は「チームは確実に良い方向に向かっていると思いますが、我々に対応してくるチーム、5バックで後ろを固めてくるチームが多いように思います。5バックを崩すのは簡単なことではありません」。守りを固める相手に苦戦を強いられてきた。

自力での1位突破はなくなったが、負けられない戦いは続く。1次リーグ2位になると、他の4グループの2位の上位3チームに入らなければ、決勝トーナメントに進むことはできない。残る2試合、連勝は不可欠だ。