清水エスパルスは、アウェーで京都サンガ戦に0-0で引き分けた。積極的な守備からの攻撃を中心にシュート13本を放つも、無得点。今季2度目の連敗は阻止したが、勝ち点1獲得にとどまった。

平岡宏章監督(52)は「一つ仕留められなかったことが、最終的な結果につながった」と唇をかんだ。

前半3分。MF宮本航汰(25)がボール奪取から右足で狙ったが、シュートはGK正面だった。後半31分にも、中盤でのパスカットからMF鈴木唯人(20)に決定機。しかし、シュート目前でDFにクリアされた。宮本は「決めきれなかったことが、この結果になった」。守備陣は今季3度目の0封。今季8得点の京都FWピーター・ウタカ(38)を抑えただけに、決定力不足が悔やまれた。

指揮官は「狙い通りにできた半面、こういう試合を勝ちきらないと厳しくなる。しっかり勝てるように日々やっていきたい」。宮本も「気持ちを切り替えて勝利を目指していきたい」と話し、今季未勝利のホームで迎える次節名古屋戦(21日)へ顔を上げた。

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