天が、薫の背中を追う。

24年パリ・オリンピック(五輪)世代の川崎フロンターレFW宮城天(20)が16日、クラブOBの日本代表MF三笘薫(24=サンジロワーズ)を目標に定めた。

宮城も三笘も川崎Fの下部組織出身。名前も1文字同士。ユースからトップ昇格した宮城に対し、筑波大を経由した三笘だが、主戦場はともに左ウイング。

オンライン取材に対応した宮城は「自分はドリブラーですし、やっぱり(三笘)薫さんはすごかった。近づくまで満足出来ない」と並々ならぬ闘志を燃やした。

先日まで行われていたU-21日本代表候補に参加していた。「代表では向上心が高い人が多い。いい基準を知ることが出来た」と収穫もあったが、同時に明確な課題も感じた。

今季ここまでリーグ戦には、8試合出場1得点。スタメンは1試合のみ。

「自分はまだまだ。クラブの活躍が大事になる。クラブでスタメンでない人が、五輪で選ばれないと思う」

川崎Fで圧倒的な存在感を示した薫先輩を超えるべく、日々精進していく。