得点力不足に苦しんでいた浦和レッズが、リーグ再開初戦で前半に3ゴールを決めた。

怒濤(どとう)のセットプレーでたたみかけた。前半21分、MF岩尾の左CKにゴール前の混戦で抜け出したDFショルツが頭で合わせた。3試合ぶりの得点に歓喜すると、その2分後。再び岩尾の左CKに明本がヘディングで落とし、最後はMF伊藤が右足で押し込んだ。

今季初先発となったMF大久保がドリブルで切り込み、DFショルツも攻撃に参戦。この試合前まで16試合15得点と苦しんでいた姿とは一変した。

勢いは止まらず、前半36分には左サイドで伊藤とのワンツーからMF関根が相手GKの股を抜き3点目。リーグ中断期間を経て、ゴールを脅かす浦和レッズが戻ってきたようだ。