川崎フロンターレ鬼木達監督(48)が23日、25日のジュビロ磐田戦(等々力)に向けてオンライン取材に対応した。前夜の22日は、天皇杯3回戦でJ2東京ヴェルディに0-1で敗戦。「切り替えてやるしかない。そういう世界。どれだけ、次のゲームに持って行けるか。昨日の敗戦は受け止めて、磐田戦で思いを出さないと、意味のない敗戦になる。勝つことを求めていますし、勝ち続けていきたい。そう思えた」。一夜明けても、悔しさをにじませた。

残された可能性のあるタイトルはリーグ戦、ルヴァンカップの2つとなった。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、天皇杯を敗退した中で「細かいそういう技術的な部分、判断の部分は研ぎ澄まさないといけない。個人戦術をもっと上げていかないといけない。チームの狙いも、もっと表現しないといけない」と個々のレベルアップを求めた。クラブ史上初のリーグ3連覇へ向けて、まずは磐田戦で仕切り直す。