ガンバ大阪のDF福岡将太(26)が5日、オンライン取材に応じ、6日のJ1リーグ湘南ベルマーレ戦(レモンS)への意気込みを語った。実践学園(東京)を卒業した14年、当時J2の湘南で初めてプロ生活を経験した古巣になる。

「プロに入れさせてもらい、感謝している」と湘南への思いを抱きつつ、福岡は「自分の人生を懸けて勝負しているのはG大阪で、それは(プレーで)湘南にも伝わってほしい。成長した姿を、湘南の方に見せられれば僕もうれしい」と話した。

1年間だけ在籍した湘南では出場機会はなく、15年以降はJ3福島ユナイテッドFCなどに移籍。徳島ヴォルティスに在籍した昨年11月27日、J1では初めてとなる古巣のレモンSでプレーし、1-0の勝利に貢献している。

「相手もアグレッシブなサッカーをしてくる。みんなで声をかけ合えば、防げる失点はある。あとは純粋にサッカーを楽しむのが大事になる」

徳島からG大阪に新加入した今季、故障もあり、ここまで5試合の出場にとどまるが、最近2試合は3バックの右で先発し、G大阪は1勝1分けの結果以上に、攻守とも積極的なスタイルで内容が向上している。

G大阪は現在、5勝6分け8敗の13位。勝ち点1差の15位湘南に負ければ、順位は逆転される。上位進出を狙う上でも、福岡の活躍に期待がかかる。