ジュビロ磐田は3試合連続無得点で今季ワーストの3連敗となった。0-0で迎えた後半31分、PKで先制点を献上。1点を追う終盤は攻撃の迫力を出せず、力尽きた。順位は暫定ながら、磐田が17位に転落し、この日試合がなかった清水が最下位。J1で静岡県勢の2クラブが下位2チーム(ボトム2)に沈むのは、J2が創設された99年以降では、史上初の屈辱となった。

▽磐田の伊藤彰監督(49) この雨の中で多くのサポーターが足を運んでくれたのに、勝利を届けられず、残念だし、申し訳ない。お互いに中2日の中、我々はフレッシュなメンバーでいけた。もう少し前への推進力を出せていければよかった。失点の場面は、ボールの奪われ方が良くなかった。カウンターを許したことを反省しないといけない。厳しい現状だけれど、選手とともに勝ち点を積み上げていかないと。まだ挽回できるチャンスはあると思っている。3連敗したけれど、次に向けてしっかりと準備していきたい。

▽フル出場したMF遠藤保仁(42) 勝ち点が近い相手だったし、ホームだったので、絶対に勝ち点3を取るという思いで練習からやってきた。次はアウェーだけれど、スタッフと仲間を信じてやっていくしかない。1つ勝てば、雰囲気は変わる。いい準備をして、モチベーション高く戦っていきたい。

▽GK三浦龍輝(30) 次の試合に勝つことだけを考えて、下を向かずにチーム全員でやっていきたい。

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