J1清水エスパルスMF宮本航汰（26）が、持ち前のゲームコントロールで連勝をたぐり寄せる。16日のホーム浦和レッズ戦（アイスタ、午後6時）に備え、15日は静岡市内で非公開練習を行った。強雨の中、冒頭のウオーミングアップでは終始リラックスムード。試合に向けた最終調整も順調だったようで、「いい準備はできた」と力を込めた。
前節名古屋グランパス戦では今季初の完封勝利（2○0）。ゼ・リカルド監督（51）が理想に掲げる、攻守で主導権を握るスタイルが結果に表れた。宮本は「まだまだできる」と満足はせず、一戦必勝の構えを強調する。自身は現在15試合連続で先発出場中。攻撃では組み立て役となり、守備でも豊富な運動量を生かしている。不動のボランチは「チームとして良くなってきていると思う。次はホームなので勝ち点3を取りたい」と思いを代弁した。【神谷亮磨】
○…浦和戦では、来場者の先着1万4000人に「ビッグうちわ」がプレゼントされる。清水と静岡で行われる夏祭りをイメージし、夜空に上がる花火をデザイン。クラブのエンブレムもプリントされている。浦和戦と、31日のホーム鳥栖戦では、「清水の大祭典」と題したイベントを実施予定。オリジナルグッズとして、法被（はっぴ）、手ぬぐい、キーホルダーを販売する。
