浦和レッズが今季最多の6得点を挙げ、ジュビロ磐田に快勝した。

前半45分の出場で2ゴールを挙げたMFダビド・モーベルグ(28)は「いい仕事が出来た日だった」と満足げに振り返った。

前半5分、右サイドのMF小泉がパスカットからロングカウンターを仕掛けると、逆サイドのMFモーベルグへ。左足を思い切り振り抜き、先制ゴールを決めた。

2点リードとした同40分。今度はモーベルグがドリブルで切り込み、放ったシュートはファーサイドのポストに跳ね返りそのままゴールへ。運も勢いも味方したようだ。

「自分としてはもっとやりたかったから、ハーフタイムで交代する時に監督にはもう少しプレーしたいと訴えましたけど、でも全員でいいプレーができて良かった」。試合後のインタビューでそう話すほど、絶好調の様子。これで今季8ゴールとし、得点ランキング5位。この日の2点目は初の右足で決めて「右足でも左足でも、今後もっともっと点を取れたらと思う」と貪欲に話した。

チームは19日からアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の戦いに挑む。「できるだけ高いポジションまで行きたいと思っている」。圧勝の勢いに乗り、アジアの頂点を狙う。