片野坂前監督を解任したガンバ大阪は、松田浩新監督(61)の初陣となったアウェー広島戦で、2-5と痛恨の逆転負けに終わった。7試合ぶりの複数得点でリードしたものの、後半の4連続失点で力尽きた。7戦未勝利(2分け5敗)、2連敗で自動降格圏の17位は変わらず、残り9戦でJ2降格が現実味を帯びてきた。

守備戦術が持ち味の松田監督が、今季最多5失点で大敗し「(相手を突き放す)3点目を取るチャンスがあった中で取れなかった。最終的に力負けした」と完敗を認めた。堅守速攻がはまったが、後半は心身ともスタミナが切れて失点の連続。最近4試合で計10失点し、うち9失点は後半に許した。前体制で構想外だったFWレアンドロ・ペレイラが、約3カ月ぶりの先発で今季3点目の先制ゴールを挙げた好材料はあるが、勝ちパターンを見いだせない泥沼が続く。

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