サンフレッチェ広島のDF今津佑太(27)が前半9分、危険なプレーでいきなり一発退場処分となった。

前半4分、広島は敵陣右からのFKをMF浅野が左足で蹴り、ゴール前に進入した今津が右足を上げながら、ヴィッセル神戸GK前川の首筋から顔面に衝突。

VARを経て、西村雄一主審(50)が映像を再確認した上で、今津にレッドカードを提示した。今津は約1カ月ぶり、今季5試合目の出場だった。

1度は担架が用意され前川は、交代の可能性もあったがプレー続行となった。

広島は開始早々10人の戦いとなった。5日の天皇杯準決勝京都サンガ戦で120分を戦い、この日は天皇杯から先発全員を入れ替えて臨んだが、温存したかったDF佐々木を途中投入せざるをえなくなった。

広島は16日に天皇杯、22日にルヴァン杯の決勝を連続で控えており、大胆なターンオーバーで神戸戦に臨んでいた。

数的不利で進んだ試合は前半20分、神戸にセットプレーから先制点を献上した。