チームの将来を担う新潟の“次世代スター”が最終戦勝利の立役者となった。前半13分に先制点を挙げたMF三戸舜介は1-1の後半38分、FW鈴木とワンツーで右サイドを抜け出し、最後は飛び出した相手GKをかわすようにチップキックでネット揺らした。

決勝点となる今季6得点はチームのJ2通算200勝到達のおまけ付き。ゴール後は次々と看板を飛び越え、ホームの大サポーターのもとへと走った。「ずっとやってみたかった。気持ち良かった」。

試合後のセレモニーでは「シャーレは思っていたほど重くなかった」と笑い、「J1で戦うために筋力などもっとレベルアップさせなければならない。オフは実家でゆっくりする」と話していた。