浜松開誠館は2-1で札幌大谷(北海道2位)に競り勝ち、来季のプレミアリーグ参入に王手をかけた。

前半11分、FW坂上輝(あきら、3年)が先制点。幸先よくリードを奪い、前半は1点リードで折り返した。青嶋文明監督(54)は後半開始から選手3人を同時交代すると、攻めの采配が的中した。後半22分に同点とされるも、同39分にFW山口莉生(3年)が決勝点。途中出場した切り札が終盤で試合を決める1発を奪った。

同校のプレーオフ出場は今回が2度目。前回出場した2016年は1回戦で新潟明訓に0-1で惜敗した。来季のプレミアリーグ参入を懸けた11日の決定戦は埼玉の昌平(関東1位)が相手。年末に控えている全国選手権でも同ブロックに入っている強豪校だが、粘り強い戦いを貫き、悲願のプレミア昇格を目指す。