日本プロサッカー選手会(JPFA)が新設した選手が選ぶ、選手のための年間表彰「JPFAアワード」が18日に初めて行われ、会長の吉田麻也(34=シャルケ)がオンラインで出席した。

前日17日には、日本代表の新コーチに名波浩氏(50)、前田遼一氏(41)が就任することが発表されていた。2人と面識のある吉田は「ニュースで知りました」と笑いながらも「遼一さん(前田)は選手として一緒に過ごした時間が長い選手。また代表で(一緒に)やれる可能性があるのは、新鮮だなと思う」と続けた。

森保一監督(54)の続投が決まったことについても言及。「次の新しいチャレンジを1つ、日本サッカーが選んだと思っている。今まで日本代表が、これをやろうと決断させたのは森保さんの人望だったり、協会からの信頼だと思っている」。

そして、森保監督の2次政権となる今後は「デメリット」を消していくことが大切だと強調。「やるべきサッカーを理解できていること、求められていることを多少理解していることはメリット。同時に長くやればやるほど、マンネリ化だったり、選手の固定化が懸念されるところだと思う。どうやって払拭(ふっしょく)して、ポジティブな面を出していけるかが鍵になる」と話した。