浦和レッズがホームでアルヒラルに1-0で勝利し、2試合合計2-1で優勝を決めた。後半4分、セットプレーから相手のオウンゴールを誘発し、これが決勝点となった。
2017年大会以来となる3度目のアジア王者に輝き、6万人を動員したホーム埼玉スタジアムは歓喜に沸いた。
DF酒井宏樹はキャプテンマークを巻き、力の限り戦い、MVPにも輝いた。
試合後の一問一答の一部は、次の通り。
-サポーター
「素晴らしいと思います。日本でこれだけのサポーターがいるチームは誇らしい。選手としても人間としても非常に幸せな環境。力になっている。僕ら次第でいきなり敵になることもある。常に味方でいるのは僕たちがアクションすることが大事。これからも勝ち続けたい」
-いろんな経験をしたなかでのタイトル。どんな意味を持つか
「日本のチームでとれる最高のタイトル。日本の3位以内と天皇杯優勝で出られるACLで優勝できたことは本当にうれしいし、誇らしく思います」
-柏の優勝時(埼スタ)とは違うか
「やっぱり、うーん。あのホームの声援が自分たちに向けられるものなので全然違いました。レイソルのサポーターもたくさん集まってくれたので力にはなりましたけど」
-クロスバー直撃のシーン
「膝あたりで合わせるつもりが、ちょっと浮いちゃった。慎三さん(興梠)がああやってマークを外すのは分かっていた」
-MVP
「うーん。どうですかね。自分としては活躍できたトーナメントではなかった。まだまだやれることある。DFがとることはDFにとっては大事なこと。優勝したからもらえた。チームに感謝したい。あれだけ押し込まれた状況だったので、アルヒラルが優勝していたらアルヒラルの選手だったと思うし、チームのおかげ」
-トロフィーを手にし、こみあげていた
「キャンプの時から優勝したいとベテラン選手といっていたそれが現実となってうれしい。こみあげてきた」