横浜FCが柏レイソルに1-0で競り勝ち、最下位を脱出した。

シュート21本を浴びる押されっぱなしの展開の中で、後半24分に相手がペナルティーエリア内でハンドの反則をし、PKを獲得。エースFW小川航基がゴール右下に蹴り、数少ないチャンスをものにした。

試合後、四方田修平監督は「選手には残留の目標の中で、覚悟をプレーで見せようと話していた。苦しいゲームだったが、最後まで体を張って、1点を守り切って勝ち点3を奪えた。選手の頑張りに感謝している」と話した。

決勝点を挙げた小川は今季、PKでの得点は3つ目。相手にPKデータが蓄積されている状況だが「左に蹴っている数が多いので、相手は左を予想するかなと。そういった戦術的な駆け引きも勝ったところがある」と振り返った。

また、相手にボールを支配された中での勝利について、「シュート数だけで見ればやられてるかもしれないが、結果的に1-0で勝ったのがサッカー。みんなでハードワークできた」と胸を張った。

次節の5月28日は川崎フロンターレとの対戦。小川は累積警告で出場停止となる。親友のDF大南拓磨(現川崎F)との対決がお預けとなり、「ジュビロ時代の同期とやりあいたかったんですけど…」と残念がっていた。

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