鹿島アントラーズは浦和レッズと0-0にに終わり、3試合連続で引き分けとなった。

前半は、後方からの攻撃の組み立てと流れるようなパスワークで圧倒し、何度も浦和ゴールに迫ったが決めきれず。後半は相手は選手とシステムを変え、逆に押し込まれる時間も合ったが、最終ラインが踏ん張り失点は許さなかった。

鹿島の岩政大樹監督(41)は「選手は、積み上げてきているものを、レッズという強い相手に表現できるようになってきている手応えもありながら、ここからどのように次につなげるかを、整理を付けてやらないといけない。いろんな意味のある勝ち点1だったと思っている」と総括。

浦和は今季、20得点中、15得点を後半に挙げており、後半押される展開はある程度想定していたという。その中で、無失点に終えた守備については「ゴール前のところはしっかりマークに付いて、コースを消して守り切った所もある。中盤支配されて押し込まれたのもあるが、選手たちは相手の特長は踏まえて選手たちはプレーしてくれた」と話した。

攻撃の組み立てについては「今日、初めてというぐらい自信持ってやれるようになった」と手応えを口にした。攻撃面では、練習ではクロス以外のバリエーションを増やすことにトライしていることを明かし「そこがもう1歩出てくれば、さらにおもしろい鹿島になる手応えはありました。あと1歩、2歩かもしれないが、やっていくしかない」と話した。

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