ベガルタ仙台は今季ワーストの6戦未勝利(2分け4敗)となった。過去6戦全勝と得意にする栃木SCと2-2で引き分けた。MF鎌田大夢(22)、FWホ・ヨンジュン(30)が累積警告により出場停止。直近2試合を欠場していたMF中島元彦(24)が、スタメン復帰するなど前節5日清水戦から先発5人を入れ替えた。2度のビハインドを追いつく意地を見せたが、勝ち点1獲得にとどまった。

常に追う展開となった。前半31分、DFキム・テヒョン(22)がCKをクリアしたボールを、相手にヘディングで押し込まれて先制を許す。後半13分、ペナルティーエリア内でこぼれ球に反応したMFフォギーニョ(31)が、左足を振り抜き、今季初ゴールとなる同点弾。しかし、その3分後、浮き球パスから勝ち越された。同29分には中島のCKからDF菅田真啓(26)が、豪快に同点ヘッドをたたき込み、試合を振り出しに戻した。同42分、キムがポスト直撃のシュートを放つなどチャンスはあったが、3点目は奪えなかった。

起死回生のゴールを決めた菅田は「悔しいですし、引き分けに満足せず、次は勝ちを目指してやりたい」と話した。

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