今季初の4連勝を目指したセレッソ大阪が、痛恨の黒星を喫した。これで対鹿島アントラーズ戦は、最近13試合で2分け11敗となった。

0-0で迎えた前半13分、自陣でMF喜田陽(23)に痛恨のミスが生まれた。

DF進藤からの短いパスに、喜田はGKヤン・ハンビンにバックパスをしようとしたが、背後からプレスにきた鹿島FW鈴木に奪われ、そのまま失点。背番号5は思わず、頭を抱えるしかなかった。

喜田は前節2日の川崎F戦でも、酷似したミスをしていた。前半8分に自陣でMFシミッチにボールを奪われ、結果的に失点こそしなかったものの、極めて危ない場面だった。

それでも、小菊昭雄監督(48)からは試合後、悲観的な言葉は出なかった。

「ここ最近、チームが調子いいのは攻守に彼(喜田)の存在が大きい。今日のミスがあっても、信頼がなくなるわけではない。逆に今日のミスから、彼もまだまだ若いので、たくさんの学びがある」

下部組織出身の喜田は、今季途中からボランチの定位置を確保。この日で11試合連続先発、今季は14試合1得点と伸び盛りで、MF香川とのダブルボランチが売りになっていた。

これでC大阪は前節4位から6位に後退。ただ、首位神戸が広島に敗れ、勝ち点7差は変わらなかった。次節23日は神戸との直接対決が待つ。

小菊監督は「ここであきらめる選手は1人もいない。ラスト7試合、全勝で終わって、全員で優勝に向かっていきたい」と、悲願のリーグ優勝へ一丸で臨む姿勢を崩さなかった。