J1新潟が、J2甲府MF長谷川元希(25)の獲得に動いていることが14日、分かった。

トップ下が主戦場で、推進力のあるドリブルと決定力が武器。埼玉県出身で、大宮アルディージャの下部組織、法大を経て21年に甲府に入団し、同年は36試合出場7得点。22年は40試合出場8得点。プロ3年目の今季は39試合出場7得点6アシストをマークした。また、昨季の天皇杯王者として初出場するアジア・チャンピオンズリーグでは1次リーグ5試合出場で2得点を挙げ、甲府の決勝トーナメント進出の原動力となっている。

新潟の松橋力蔵監督(55)は7日の今季総括会見で「縦(中央)ライン」の強化を示唆したが、8日にJ1鳥栖MF小野裕二(30)の完全移籍での獲得を発表。13日にはJ2いわきからボランチ宮本英治(25)の完全移籍での加入と、センターバック遠藤凌(25)の期限付き移籍からの復帰を発表している。