唯一無二の守護神が偉業を成し遂げた。浦和レッズGK西川周作(40)が敵地柏戦でJ1通算最多となる672試合目に出場。試合は0-4の大敗も、元日本代表の遠藤保仁が持つ大記録に並んだ。05年のデビューからプロ22季目。ブレないメンタルと高いキック精度を武器に年齢を重ねても高いパフォーマンスを維持。GKという1つしかないポジション、そしてゴールマウスを死守し続ける。

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浦和レッズは、西川のJ1最多出場記録672試合目到達を勝利で飾れなかった。前半37分に自分たちのミスでボールを奪われてカウンターを受けて失点。後半23分にもカウンターを浴びて追加点を許すと、後半33分にDF宮本優太が退場。終盤に3、4失点目を喫した。

元日本代表の遠藤保仁氏(46)が持つ大記録に並んだ西川周は、「本当に僕にとっては通過点ですし、とにかくチームが勝つためのプレーを心がけてやっているので、今日の結果は本当に受け入れがたい結果になってしまった。本当にファンサポーターの方には申し訳ないなと思いますし、やっぱり負けるにしても0-4はダメだと思います」と負け方に苦言を呈した。

05年のデビューからプロ22季目。高いキック精度を武器に第一線で活躍し続ける。ただ節目の一戦で惨敗。悔しさを押し殺して前を向いた。

「これはもう自分が成長するための過程だと思っていますし、今日、宮本キャプテンが試合入る前に、『周さんのために今日は戦おうと、全力で戦おう』と言ってくれて、チームメートにも非常に感謝してますし、今年のチームは本当にみんなが生き生きして素晴らしい雰囲気でやっぱりさせてもらえてるのは自分もすごく楽しい。結果を出しながら、またみんなで違う景色を見たいと思ってますし、今日の結果はまだまだだぞと神様に言われてるのかなと思ってます」

次節の敵地ヴィッセル神戸戦(11月8日、MUFG国立競技場)にも単独トップに立つ可能性がある。「相手も神戸さんですし、またやりがいを感じながらしっかりと戦っていきたいです」と力を込めた。【佐藤成】

▼記録メモ 浦和GK西川周作(40)は10月31日の柏戦にフル出場し、MF遠藤保仁の持つJ1通算最多出場記録の672試合に並んだ。初出場は大分時代の05年7月2日の横浜戦(大分ス)。完封数は通算215試合でGK歴代最多。

◆西川周作(にしかわ・しゅうさく)1986年(昭61)6月18日生まれ、大分県出身。大分の下部組織からトップ昇格し、大分-広島-浦和。J1ベストイレブン6度選出。国内3大タイトルに加え、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も2度制覇。05年ワールドユース(現U-20W杯)、08年北京五輪、14年W杯ブラジル大会に出場。国際Aマッチ31試合。183センチ、81キロ。

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