日本サッカー協会(JFA)は5日、都内で理事会を開催し、田嶋幸三名誉会長が来年の国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙に出馬する意向を固めたことを発表した。理事会内でJFAとして田嶋名誉会長を支持、推薦することを決議した。5つの加盟協会からの推薦があれば立候補することが可能。11月18日が締め切りで、FIFA事務局に書面で提出する。
田嶋名誉会長が、出馬にあたり、自身の思いを表明した。「しっかりとしたガバナンス、そしてフェアで公正なFIFAに僕は戻るべきだという風に思ってます」と訴えた。
「お金を稼ぐことって僕は大事だと思ってます。特にこの米国での(ワールドカップ)ビジネス、ビジネスという言い方はFIFAはしてませんけれども、大成功だったわけですよね。で、そのお金をしっかりと211のアソシエーションに配るということ。でも、これもみんなで決めていくことじゃないですか。誰のお金でもなく、みんなのお金なんだっていう、何かあたかも『25ミリオンずつ配られてハッピーだから、これはインファンティノさんに(再選を)』というのはちょっとガバナンス上はおかしいと思う」
口調に熱を帯びる。「これはみんなでもっと議論していくべきだと思ってます。あとプラス、やはり委員会機能をしっかりと僕は戻していくべきだと思うし、コンフェデとの関係もしっかりとやっていくべきだとは思ってますが、まずは僕はほんとにコレクトトラックっていうか、正しい線路に乗せて、そこに行くような形にしていくべきだと思っています」と話した。
スポーツの高潔性を取り戻すことが第一義。「なんか刹那(せつな)的な私情でカッとなってやったということではなく、やはりここ何カ月間のいろんなやりとりを見ていく中で、そして世界中で誰か出るのかっていうところで、これが最後のチャンス」と決死の覚悟であることを強調。JFAが歴代会長のもと、誠実さや健全性を重視してきたことにも触れ、「しっかり守ってるからこそ、日本ってやっぱりそういう国ですねというある一定のリスペクトは受けてやってきました。で、それをしっかりと引き継いでいかなければならない」と使命感を語った。



