最近のJリーグ戦7試合で4勝3分けと無敗の浦和が、好調を維持して11日の天皇杯3回戦J2徳島戦(駒場)に臨む。10日、さいたま市・大原サッカー場で約1時間半、実戦形式の練習で調整。9対9のミニゲームでは攻守の素早い切り替えと小刻みなパスワークの応酬で白熱し、FW高崎寛之がダブルハットトリックを決めるなど、両チームとも次々とゴールネットを揺らした。故障で戦列を離れていたMF鈴木啓太と高橋峻希も合流し、ベンチ入り濃厚。2回戦の東京国際大戦で2得点したFW原口元気は「(リーグ戦で)連勝していい感じになっている。ここで負けるわけにはいかない。1試合1試合、集中して戦いたい」と気合を入れた。