横浜が６日、横浜市内のマリノスタウンで関東学院大と今季初の練習試合（２０分×４本）を行い、４－０で完勝した。１～２本目はＭＦ中村俊輔（３２）、ＤＦ栗原勇蔵（２７）、ＦＷ渡辺千真（２４）らで構成された主力組が出場。序盤は沈滞ムードが漂ったものの、１本目の２０分に中村の右ＣＫを移籍加入したＭＦ谷口博之（２５）が頭で合わせて先制。２本目の１３分にはゴール前でボールを受けた中村が切り返しでＤＦをかわし、右足で追加点。同１６分には中村、ＭＦ兵藤慎剛（２５）とつなぎ、最後はＭＦ長谷川アーリア（２２）がゴールを決めた。

　３本目にも１点を加え、４－０で勝利したが、格下の大学生相手だっただけに、木村和司監督（５２）は「あんまり良くなかったな。紅白戦ではなく、違う相手と試合をやると課題が出る」と反省点を口にした。７日にはＪ２栃木と練習試合を行う。