4月30日のACLセントラルコースト(オーストラリア)戦に3-0で勝利した柏が1日、帰国した。

 Jリーグも含めて、相手をゼロに抑えたのは今季4試合目。DF近藤直也(29)は「立ち上がりは相手のペースでしたけど、ピンチで体を張ったり我慢強く耐えることができた。相手が攻めてきたところでカウンターという理想的な戦い方ができた」と話した。

 先制ゴールでチームに流れを引き寄せたFW工藤壮人(22)は「アウェーでああいうゲームができたのは大きかった。これで満足するんじゃなくて、ひとつ引き締めてやっていきたい」と、次戦6日のJリーグ横浜戦へ意気込んだ。

 柏はACLでは2年連続の決勝トーナメントに臨む。御手洗尚樹社長はアウェー戦の前には現地にスタッフを派遣し、ホテルやスタジアムなど環境面をチェックすることを示唆。万全の状態で優勝を目指す。