佐賀県鳥栖市は、同市を本拠とするサッカーJ2サガン鳥栖を応援しようと、6月から始まる軽装奨励の「クールビズ」期間中、エンブレムやロゴ入りのポロシャツ姿で勤務しようと職員に呼び掛けている。橋本康志市長のほか職員の7割が既に特製ポロシャツを購入。悲願のJ1初昇格に向け奮闘するチームの応援の輪を広げたい考えだ。

 鳥栖市はスポーツを通じた地域活性化のため、2008年度予算でチームの運営会社に300万円を出資するなどサガン鳥栖の支援に力を入れている。今回の試みは職員の「市庁舎を訪れた人に市とチームをアピールしたい」との提案で実現。「スタジアムにもこれを着て応援に行き、盛り上げます」と熱意十分だ。

 ポロシャツは青と白の2種類。これまでに職員約300人が540着を購入しており、9月末まで職場や出先などでチームをPRする。一般販売の予定はないが、購入希望の声が寄せられているという。